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福島大が構内全域を除染　年間１ミリシーベルト以下へ（福島民友）

2011-10-06 13:50:52

福島大は５日、新入生を受け入れる来年４月までに、大学構内全域の除染を行い、学生が１年間に浴びる累積放射線量を１ミリシーベルト以下に抑える除染計画を発表した。近く本格的な除染作業に着手する。
　同大はこれまでに、大学構内の側溝など放射線量の高い地点について除染を実施。さらに学生が安心して生活できる中長期的な目標として、年間の累積放射線量の基準を１ミリシーベルト以下に設定した。

　現在、大学施設内の放射線量は毎時０．１マイクロシーベルト程度だが、サッカー場やラグビー場、中央広場など比較的高い放射線量を示す場所が残る。グラウンドなどは表土除去を実施、中央広場などは洗浄により放射線量の低減を図り、屋外で学生が活動する場所の放射線量を毎時１マイクロシーベルト以下に抑える。
http://www.minyu-net.com/news/news/1006/news8.html