HOME |三菱化学 窓の透明性を維持できる窓用太陽光電池「シースルー発電フィルム」を開発。年内販売。200億円市場が誕生へ(RIEF) |
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三菱化学は窓に設置しても、窓の透明性を保つことのできる「シースルー発電フィルム」を開発した。年内にもオフィスビルのグリーン化の有力な対策として、販売に乗り出す。

 

 同社が開発したのは、有機薄膜太陽電池で、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業「有機系太陽電池実用化先導技術開発」として開発を進めてきた。開発には、建築向けの窓用フィルムで国内市場シェアの5割超を握るスリーエムジャパンも参加した。

 

 オフィスビルなど大型の建物は、光熱費等による温暖化ガス排出量の削減が大きな課題となっている。政府は延床面積が2000㎡以上の新築の大規模オフィスビルや、商業施設について、2017年度から省エネの義務付けを実施する方針を打ち出している。一方でCO2排出量だけでなく、省エネ……

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