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大和ハウス、電力小売り売上高2019年3月期には500億円を目標-自社電源拡充も視野に(日刊工業))

2015-08-25 13:07:20

daiwahouseキャプチャ

大和ハウス工業は電力小売り事業で、2019年3月期のグループ売上高を500億円とする目標を設定した。主力事業との相乗効果が狙える物流やレジャー施設、マンションなどへの営業を強化。新規の顧客開拓を進めるともに、自社電源の拡充も視野に入れる。

 

 グループではエネサーブ(大津市)、大和ハウス、大和エネルギー(大阪市阿倍野区)の3社が新電力(PPS)に登録した。当面それぞれの強みを背景に展開する予定だが、需給管理や電源確保では連携を進める。

 

このうちエネサーブは企業向けの電力小売りを10年以上手がけ、年100億円程度の売り上げがある。一方で大和ハウスは14年10月に販売を開始したばかり。大和エネは販売に向けた準備を進めている状況だ。

 


 16年4月に自由化される一戸建て住宅など低圧分野への販売は、エネサーブが参入に向けて事業可能性の検討を進めている。大和ハウスはB to Bの高圧分野で展開、10月には沖縄を除く全国に営業エリアを広げて19年3月期に売上高200億円を目指す。

 

   大和エネはマンションの一括受電をターゲットに、周辺サービスと組み合わせた提案を構想する。

 

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0920150825caai.html