HOME |長崎県五島市 洋上風力発電の実証実験機を来年度から 大規模サイトに移設し実用運用へ。大規模洋上風力ファーム建設を目指す(各紙) |
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 各紙の報道によると、長崎県・五島列島で実証試験が行われている浮体式洋上風力発電事業は、2016年度から発電設備を現在の椛島沖から同列島で最も大きい福江島沖に移設する見通しとなった。

 事業は現在、環境省が実証実験をしているが、今年度で終了する予定。終了後は設備を撤去するのが基本。しかし、現地の五島市から要請があれば、市と実験を受託している代表企業の戸田建設などと継続を協議するとしている。

 

 このため五島市は設備を福江島に移し、同島沖で大規模な洋上風力ファームを建設する計画を進めている。現在の椛島沖に設置している設備は一般家庭約1800世帯分に相当する2000kWの出力を持つが、周辺の海底ケーブルの容量が小さく、実際は約600kWしか発電できていない。

 

 福江島沖に移設する……

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