米国で再生可能エネルギーが新規発電の主力となってきた。今年は1~9月末までに米国内で電力供給を開始した発電設備の6割強を、風力や太陽光などの再エネ発電が占めた。
米連邦エネルギー規制委員会(FERC)によると、今年第一四半期~第三四半期まの間、新規に発電を始めた電力の60.2%が再エネ発電だった。再エネ発電(地熱、バイオマス、水力、太陽光、風力)全体の発電容量は7,276MWだった。
再エネの内訳では風力が40.76%の2,966MWでもっとも多かった。太陽光は1,137MW、バイオマスは205MW、地熱45MW、水力27MWだった。同期間の天然ガス火力発電は2,884MWで、風力より82MW下回った。
9月だけをみると、風力は448M……
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