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東電原発事故での放射性物質放出量、実際は政府推計の２倍か（各紙）

2011-10-27 10:46:33

各紙の報道によると、北欧の研究者らは、東京電力福島第一原発事故の初期に放出された放射性物質セシウム１３７のデータを調べた結果、放出量は約３万５０００テラ・ベクレルに上る可能性があるとの結果を、学会誌に公表した。この数字は、日本政府が公表している推計値の２倍を超えることになる。

 

　研究者らの研究概要は、英科学誌「ネイチャー」が２５日の電子版で伝えた。研究方法は、世界の核実験監視網で観測している放射性物質のデータなどから実際の放出量を逆算して推計したもの。日本政府の推計と異なるのは、太平洋上空に流れたセシウムの量をより多く見積もっている点。

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20111027-OYT1T00072.htm?from=top