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福島・郡山市の汚染度はウクライナと比べ分散傾向(福島民友)

2011-11-01 16:05:43

琉球大名誉教授の矢ケ崎克馬氏は31日、県庁で会見し、東京電力福島第1原発事故の放射性物質による福島、郡山両市の土地の汚染度をウクライナの放射能汚染定義に準じて、同国ルギヌイ地区と比較した結果を公表した。結果によると、福島、郡山両市は同地区より汚染度が高い地域が多い一方、管理が必要のない地域も同地区より多く、汚染状況が分散している特徴があった。
 平均値については福島市が1平方メートル当たり16万1000ベクレル、郡山市が12万ベクレルで、管理を強化すべき区分の中程度の大きさだった。矢ケ崎氏は、原発事故後の子どもの疾病などの発現が土地の汚染度が同程度とみなせるルギヌイ地区の健康被害が参考になるとの見方を示し、政府に対し「国民の健康を守ることを第一義的に考え、福島県民が県内で暮らしていけるか、早急に示すべきだ」と述べた。

http://www.minyu-net.com/news/news/1101/news9.html