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除染で森林線量半減 相馬の実証実験で判明(福島民友)
2011-12-20 12:14:26
日本原子力研究開発機構(JAEA)が南相馬市原町区の農村活性化施設ハートランドはらまちで行っている森林除染効果実証実験で、除染で森林の放射線量は半減し、周囲の線量も低下したことが19日、JAEAの調査で分かった。
実証実験は、杉林と雑木林を幅計60メートル、奥行き30メートルまで除染し、効果を確かめている。17日から始まった除染は奥行き10メートル部分まで進んだ。
JAEAによると、今夏に計測した同施設敷地内の地上1メートルの空間線量は、毎時3~5マイクロシーベルト。実証実験前、森林は3マイクロシーベルトだったが、草刈りや落ち葉かきを行い2マイクロシーベルト、腐葉土を3センチ削って1.5マイクロシーベルトとなり、除染の効果が表れた。また11月に除染し1.87マイクロシーベルトに下がっていた森林脇のバンガローは、1.5マイクロシーベルトとなった。
実証実験は、杉林と雑木林を幅計60メートル、奥行き30メートルまで除染し、効果を確かめている。17日から始まった除染は奥行き10メートル部分まで進んだ。
JAEAによると、今夏に計測した同施設敷地内の地上1メートルの空間線量は、毎時3~5マイクロシーベルト。実証実験前、森林は3マイクロシーベルトだったが、草刈りや落ち葉かきを行い2マイクロシーベルト、腐葉土を3センチ削って1.5マイクロシーベルトとなり、除染の効果が表れた。また11月に除染し1.87マイクロシーベルトに下がっていた森林脇のバンガローは、1.5マイクロシーベルトとなった。