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「放射線教育」導入の動き 飯舘小中全校で授業(福島民友)    

2012-01-30 20:59:58

東京電力福島第1原発事故を受け、県民が放射線と向き合った生活を余儀なくされる中、県内の学校で放射線教育を取り入れる動きが出てきた。郡山市の明健中では本年度から先行実施、計画的避難区域となった飯舘村では新年度から小、中学校で導入する。4月から全面実施される中学校の新学習指導要領では3年生理科に放射線学習が盛り込まれるが、教員にどうノウハウを身に付けさせるかなど課題も多い。
 全村避難している飯舘村は新年度、村の小、中学校全学年で放射線について学ぶ授業を始める。保護者からは「これから福島で生きていく中で、子どもたちにとって必要な知識」と、歓迎の声が聞かれる。同村は昨年12月に村内3小学校と1中学校の教諭ら7人でつくる放射線教育推進委員会を設置。授業は年間2~3時間程度を見込み、学級活動や理科などの時間を利用して放射線の基礎知識や被ばくの避け方などの指導を検討している。

 

http://www.minyu-net.com/news/news/0130/news5.html