一般社団法人環境金融研究機構 | Research Institute for Environmental Finance: RIEF

岩手銀行（高橋真裕頭取）は３１日、大和証券グループの投資会社大和企業投資（東京）が同日設立した復興ファンドに出資すると発表した。出資は計４機関でファンド総額は７０億円。被災地域の主に中小企業に対し株式投資などによる金融支援と併せ新事業展開、事業再編など複合的・長期的な支援を行い、早期復興を後押しする。

　ファンドの正式名称は「東日本大震災中小企業復興支援投資事業有限責任組合」。出資者は岩手銀と大和企業のほか七十七銀行（仙台市）、中小企業基盤整備機構（東京、中小機構）。出資割合は非公表だが、中小機構が最大の出資者となる。

　大和企業が運営会社を務め、投資対象は「東北と茨城に本店または主要な事業拠点を置き、地域の雇用維持・拡大・創出が見込まれる未上場企業」。企業は岩手銀などが紹介するほか、大和企業が独自に発掘する。

http://www.iwate-np.co.jp/economy/y2012/m02/e1202011.html