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東電、20年の販売電力量7%減 新規参入で顧客離脱想定(西日本新聞)

2012-02-02 17:03:09

TEPCOImage
東電が、2020年度の販売電力量を東日本大震災前の計画と比べ7・0%減の3003億キロワット時へと大幅に下方修正したことが1日、東電の内部資料で分かった。企業や家庭での省エネ設備の導入で需要が減る一方、新たな「特定規模電気事業者(PPS)」の参入で多くの顧客が離脱すると想定。

 福島第1原発の廃炉費用を賄うため実質国有化に向けた協議が進むが、収益の根幹である販売電力量の落ち込みで経営は一段と厳しさを増す。新規参入の増加など競争激化にさらされるのは他の電力会社も同様で、収益悪化が避けられない見通しだ。

 

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/285075