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福島県が環境創造戦略拠点の整備でコンセプト案(福島民友)

2012-02-09 14:45:44

東京電力福島第1原発事故からの復興に向け、除染技術開発の拠点となる環境創造戦略拠点を県内に整備する県は8日、拠点の機能などを協議する基本構想検討委員会を設置、初会合で「環境回復から環境共生・創造の実現」「農林地などの再生と安全・安心な農林水産物の生産」のコンセプト案を示した。
 環境創造戦略拠点は「環境創造センター(仮称)」「農林水産再生研究センター(仮称)」の2施設。環境創造センターは、主に生活圏を対象とした除染や放射線の環境モニタリング、大気の浄化など総合的な研究開発拠点となる。農林水産再生研究センターは、農地や森林についての除染技術の開発、持続的な農業の研究を担う。国際原子力機関(IAEA)が県内に設置する方針を示している事務所や環境省が福島市に開設した環境再生事務所などの研究機関と連携し、放射性物質に汚染された県土の早期浄化に取り組む。

http://www.minyu-net.com/news/news/0209/news10.html