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3世帯からセシウム コープふくしまの食事検査「健康に問題なし」  (福島民報)

2012-03-14 12:32:28

結果を発表する宍戸理事(右端)ら関係者
コープふくしま(本部・福島市)は13日、昨年11月から組合員を対象に実施している食事に含まれる放射性物質量の検査結果を発表した。既に公表している51世帯に加え、新たに35世帯を検査し、このうち3世帯から放射性セシウムが検出された。その他の世帯は検出下限値以下だった。
 最も高い数値は食事1キロ当たりセシウム134が1.6ベクレル、セシウム137が2.2ベクレルで、いずれも福島市の同じ世帯から検出された。検査した食事から推定される放射性セシウムによる1年間に受ける放射線量は、全世帯で0.01~0.04ミリシーベルトだった。調査に協力する放射線安全フォーラム(東京都)の多田順一郎理事は「現在の食事を続けても健康には問題ない」と話している。
 調査は県内全域の子どもがいる世帯を対象に、2日間6食分を1検体として測定した。15日は午前10時から郡山市労働福祉会館で多田理事による学習会を開く。

結果を発表する宍戸理事(右端)ら関係者


 コープふくしまの宍戸義広理事、多田理事らが13日、市内の県自治会館で会見した。

http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4107&blockId=9950636&newsMode=article