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放射能除染は進まないが、除染ビジネスは進む。除染・汚染がれき処理で 9月に国際エキスポ(FGW)

2012-03-16 21:08:50

アマゾンでも高圧洗浄機がネット販売されている(19800円なり)
放射能除去や汚染瓦礫の処理が各地で問題になっているが、これらの関連技術を一堂に集めた国際展示会(エキスポ)が9月に東京で開催される。環境業界紙の環境新聞が主催して行うもので、除染・廃棄物処理は遅々として進まないが、ビジネスの側面では着実に広がりを見せているようだ。

アマゾンでも高圧洗浄機がネット販売されている(19800円なり)




同展示会は「Radiex2012(環境砲車の除去・廃棄物処理国際展)」と題して、9月24~26日に、東京・北の丸公園の化学技術館で開く。後援には、環境省をはじめ、総務省、文部科学省、公正労働省、経済産業省、国土交通省、防衛省の各省、さらに福島県、独立行政法人国立環境研究所、同日本原子力研究開発機構等が名を連ねている。

展示は、放射能を測定する「測定分析ゾーン」、高圧洗浄機や吸着剤、土壌処理装置などを展示する「除去技術ゾーン」、廃棄土壌からの席済む分離・減容技術、中間処理などの「除去に伴う廃棄物の処理・処分ゾーン」に分けて展示する。さらに国・自治体もそれぞれ対策等を紹介するほか、除去事業者による相談会も予定されているという。

海外からの出展も予定されており、いまや日本は世界の放射能除去・汚染処理技術の一大市場と化しそうだ。エキスポへの入場は無料の予定で、主催者は2万人の来場を見込んでいる。

http://www.kankyo-news.co.jp/