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「水田除染」スタート 矢吹・西部地区で反転耕、薬剤散布(福島民友)
2012-04-04 12:43:33
福島県矢吹町は3日、同町で比較的線量が高く、町の除染計画の重点地域に設定されている西部地区(柿の内、田内地区)の水田を対象に除染作業を開始、空間線量の低下と玄米への放射性物質の移行抑制、風評被害の払拭(ふっしょく)への効果を探った。今後、水稲作付地区では今月末まで、同地区以外は5月以降に除染作業を実施する予定。
町とJA東西しらかわ、鮫川農業機械受託組織、JAファームサポート、西部支部農青連の関係者約40人が参加、水田約132ヘクタールで土壌を深く耕す機械(プラウ)による反転耕を行った。
作業では、反転耕で表層と下層の土を入れ替えた後、土中の放射性物質を吸着するゼオライトを10アールあたり200キロ、稲の根からの放射性物質吸収を抑制するカリ肥料を10アールあたり20キロ散布。トラクターで踏み固め、作業前後の空間線量を測定した。
開始式で野崎吉郎町長は「除染作業は喫緊の課題」、鈴木昭雄同JA組合長は「JA東西しらかわ管内では初の試み。空間線量だけでなく、農地の吸収率の低減が重要」と話した。
http://www.minyu-net.com/news/topic/0404/topic1.html
町とJA東西しらかわ、鮫川農業機械受託組織、JAファームサポート、西部支部農青連の関係者約40人が参加、水田約132ヘクタールで土壌を深く耕す機械(プラウ)による反転耕を行った。
作業では、反転耕で表層と下層の土を入れ替えた後、土中の放射性物質を吸着するゼオライトを10アールあたり200キロ、稲の根からの放射性物質吸収を抑制するカリ肥料を10アールあたり20キロ散布。トラクターで踏み固め、作業前後の空間線量を測定した。
開始式で野崎吉郎町長は「除染作業は喫緊の課題」、鈴木昭雄同JA組合長は「JA東西しらかわ管内では初の試み。空間線量だけでなく、農地の吸収率の低減が重要」と話した。
http://www.minyu-net.com/news/topic/0404/topic1.html