HOME10.電力・エネルギー |菅前首相が、野田政権の大飯原発再稼働の強行姿勢を公式に批判:本末転倒と(FGW) 銀行批判も |

菅前首相が、野田政権の大飯原発再稼働の強行姿勢を公式に批判:本末転倒と(FGW) 銀行批判も

2012-04-14 18:55:44

kannnaotoindex_pict_kan
菅直人前首相は、最近立ち上げた自身の公式ブログで、野田政権が強行しようとしている関西電力大飯原発の再稼働について、「本末転倒だ」として批判するコメントを掲載している。同氏は、昨年の夏も電力会社と経済産業省から、原発稼働を再開しないと夏場の電力不足になるとの論理で迫られたが、国民の理解で乗り切ったと指摘している(以下は菅氏のブログから)

(本末転倒)

野田政権は大飯原発の再稼働を「妥当と判断した。その大きな理由として今年夏の電力不足への配慮が挙げられている。しかし、あらゆる努力をしても本当に電力が不足するのか。昨年の夏も似たような論理で再稼働を求められたが、国民の理解を得て乗り切った。この1年で停止した原発も増えたが、同時に企業が自家発電などの自己防衛の努力も増えている。

地震に備えて、病院などの自家発電機を備えたり、スマートメーターを入れて、夜間電力を値下げしたり、家庭用蓄電池にエコポイントをつけて普及を促したりして、ピークカットは相当に可能。

電力会社とそこに融資している銀行などの経営上の観点から再稼働を促す動きがあるがこれは本末転倒だ。

http://ameblo.jp/n-kan-blog/entry-11222975022.html