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福島県、職員採用倍増へ　本年度、復興対応で３５２人（河北新報）

2012-05-03 00:50:24

福島県は１日、本年度の職員採用予定数を発表した。東日本大震災と福島第１原発事故からの復興対応として、前年度の募集と比べ２倍以上となる過去最大規模の３５２人を予定している。 　主な内訳は大卒程度が２９５人（前年度１２７人）、高卒程度が３８人（同１８人）、企業などの経験者が１４人（同２人）の予定。

企業経験者はこれまでも募集していた行政事務に加え、土木の採用枠を４人程度新設し、復旧工事や街づくりの即戦力として活用する。

県は１日、採用試験の受け付けを始めた。大卒程度の採用試験については、合格発表日を従来より約２週間早め、１次は６月２９日、２次は８月１０日とした。人材が企業などに流出することを防ぐのが狙い。

県人事委員会は「近年は採用を抑制する傾向にあったが、復興を強力に進めるために大幅に増やすことにした」と説明している。

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120502t61016.htm