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「フクシマ論」著者・開沼さんが福島大研究員に(福島民友)

2012-05-03 05:25:24

いわき市出身の社会学者で、東大大学院の修士論文をもとにした「『フクシマ』論 原子力ムラはなぜ生まれたのか」で毎日出版文化賞を受けた開沼博さん(28)は、1日付で福島大うつくしまふくしま未来支援センターの特任研究員に就任した。開沼さんは「世界の最先端の課題に向き合える、こんな機会はない」と意欲を見せている。  数年前から本県の原発立地地域のフィールドワークを続け、同書では同地域の視点から原発問題を分析。本県と中央の関係を背景に、原発が立地するまでの歴史など原発事故前に書いた論文に加筆した。原発事故後も県内での研究活動に励み、地域に根ざした研究に取り組む人材を求めていた福島大関係者の目に留まった。

http://www.minyu-net.com/news/news/0502/news9.html