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森永製菓、太陽光発電で動く、スマートごみ箱「SmaGO」の東京・表参道への展開で、オフィシャルスポンサー引き受け。おしゃれな街にお似合いの「成果の見えるCSR活動」展開(RIEF)

2020-10-11 22:11:01

SmaGO001キャプチャ

 

 太陽光発電で稼働し、ゴミの圧縮やIoT技術を活用した回収効率化ができるスマートごみ箱の「SmaGO(スマゴ)」が東京・表参道にお目見えした。森永製菓がオフィシャルスポンサーになり、地元の商店街振興組合原宿表参道欅会、SmaGOを展開するフォーステック社とともに、34台を表参道沿いの歩道に設置し、運用を始めた。おしゃれな街では、ゴミ箱もおしゃれになるわけだ。

 

 「SmaGO」は米BigBelly Solar社が開発したもので、日本ではフォーステックが導入を進めている。すでに、ニューヨークのタイムズスクエアやフランス、イギリス、アイルランド、ドイツなど世界50カ国以上 の自治体で導入されている。日本でも東海大学や、ハウステンボスリゾートなどで実証実験が進められてきた。

 

 

社会活動をさりげなくアピール。通行人のモラル向上にも一役
社会活動をさりげなくアピール。通行人のモラル向上にも一役

 

 SmaGOは、ごみ箱上部にあるソーラーパネルで発電し、3G回線を通じてごみの蓄積状況をクラウド上でリアルタイムに把握できる。ごみ箱が満杯になると自動的に圧縮することで、容量に対して約5~6倍のごみを捨てることが可能。ごみの集積状況が正確に把握できるため、収集作業を効率化し、回収コストや回収作業に伴うCO2削減が期待できるという。

 

 SmaGOの動力はすべて太陽光発電でまかなえるため電気代はゼロ。ごみ箱のふたは足で踏むと開く非接触型で、ふたに触れなくてもごみを捨てられる。森永製菓は、「SmaGO」のオフィシャルパートナーとして費用の支援を行うとともに、ゴミ箱をラッピングしてごみの分別やリサイクルの大切さを伝えていくCSR活動として取り組む。

 

表参道沿いに32カ所を設置。表参道は「森永」で決まり!
表参道沿いに34台を設置。表参道は「森永」で決まり!

 

 「SmaGO」には、森永製菓の主力商品「チョコボール」のキャラクターである「キョロちゃん」のラッピングデザインが施されている。同社はキョロちゃんを通じて、ごみの分別やリサイクルにより、表参道を美しくしていこうという「表参道宣言」を発した。森永を見習って、ロッテも、グリコも、明治製菓も、あちこちの街に「SmaGO」を設置してはどうか。企業のPRも同時に行われるので、「成果の見えるCSR活動」といえそうだ。

 

https://www.morinaga.co.jp/public/newsrelease/web/fix/file5f7e9fdcc4b8e.pdf