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三井造、廃炉支援ロボに参入-独社と開発、荷重100kg対応(日刊工業)

2013-09-26 20:42:43

狭い空間での重作業を想定。持ち上げる“腕力”が特徴のロボット「V1000」
狭い空間での重作業を想定。持ち上げる“腕力”が特徴のロボット「V1000」
狭い空間での重作業を想定。持ち上げる“腕力”が特徴のロボット「V1000」


三井造船は原子力発電所解体作業支援ロボット事業に参入する。ドイツのヴェリシュミラーエンジニアリングと共同で、最大100キログラムを持ち上げられる自走式遠隔作業ロボットを開発。東京電力福島第一原発の廃炉作業向けに提案する。同種のロボットでは、最大級の取り扱い荷重を実現したという。現時点で価格は1000万円を超える。

開発したロボット「V1000」は、主に重機が入れない狭い空間での重作業を想定しており、がれきなどを持ち上げる“腕力”が特徴。自走部分は長さ1250ミリ×幅750ミリ×高さ400ミリメートル。自重250キログラム。時速6キロメートル走行、転倒しても自ら起きあがれるという。ロボットアームは7軸で全長1700ミリメートル。

 

 GPSを搭載しているほか、カメラによる点検・監視機能を持つ。ロボットアームの先端を工具やレーザーなどに取り換えることで、コンクリートに穴を開けたり、障害物を切断できる。


http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120130926aaat.html