HOME11.CSR |オリンパス株主が賠償提訴要求 代表訴訟を視野 (各紙) |

オリンパス株主が賠償提訴要求 代表訴訟を視野 (各紙)

2011-11-02 17:49:08

オリンパスの過去のM&A(合併・買収)で約1400億円の損害が発生したとして、関西地方の株主が同社の監査役に対し、菊川剛前会長兼社長ら当時の経営陣を相手取った損害賠償請求訴訟を起こすよう求めることが2日、関係者の話で分かった。会社側が60日以内に提訴しない場合、株主代表訴訟の手続きに基づいて提訴するとしている。


 オリンパスを巡っては、2008年に英医療機器メーカー、ジャイラスを買収した際に投資助言会社に報酬などとして多額の手数料を支払ったことなどが問題だとの指摘がある。オリンパスは1日、第三者委員会を設置し、資金の流れなどを調査すると発表した。




 オリンパス側は「支払った金額はそれだけの価値があった」(高山修一社長)と正当性を主張している。