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シャープがマスク製造を開始。三重工場で、当初、日量15万枚。段階的に50万枚まで拡大。医療機関等に優先配布、その後一般販売も。パナソニック、ソニーはどうなの（?）（RIEF）
2020-03-24 17:48:16
シャープは24日、液晶ディスプレーを手掛ける三重工場（三重県多気町）でマスクの生産を始めた。工場内の空きスペースに関連設備を導入した。当面は1日当たり約15万枚を製造する。出荷は3月下旬からの予定で、新型コロナウイルス感染拡大に伴うマスク供給不足の解消につなげる。
シャープによると、「日本政府の要請に応じて2月28日にマスクの生産を決定した。その後、短期間で準備を進め、本日、生産を開始した。日本国内におけるマスクの安定的な供給に向けて少しでも貢献できますよう、努めてまいります」とコメントしている。
当面、マスクの供給先は政府と調整し、必要性の高い地域や施設に優先して納入する。生産量は当初は日量15万枚だが、段階的に引き上げ、最終的に日量50万枚まで増やす計画だ。優先施設等での供給不足が解消されれば、シャープの通販サイトで一般にも販売する。販売価格は検討中としている。
政府はマスク増産の設備投資を決めた企業に対し補助金を交付すると2月に決定した。工場を持つパナソニックやソニー、その他の家電メーカーや鉄鋼、素材メーカー等にも同様の要請が届いてるはず。続いてマスク、消毒液の製造ラインを設けてもらいたい。CSR(企業の社会的責任）を果たす格好の局面ですから。
Research Institute for Environmental Finance