HOME12.その他 |コロンビアの新大統領、グスタボ・ペドロ氏、アマゾンの熱帯雨林保全のため「債務自然保護スワップ」の導入を提案。アマゾンの自然保全と引き換えに、同国の外部負債を帳消しに(RIEF) |
Columbia001キャプチャ

 

  南米コロンビアで7日に大統領に就任したグスタボ・ペトロ氏は、就任演説で、同国に属するアマゾン地帯の森林と先住民族を守るため、「債務自然保護スワップ」の導入を提案した。同国は今年の債務額が過去最高になる見通しで、外部負債はGDPのほぼ半分に拡大している。同氏はこうした財政健全化対策と、アマゾンの保全という二つの課題を同時解決するための手法として、債務自然保護スワップを国際社会に提案した。

 

 ペトロ氏は、左翼ゲリラの元メンバーで首都ボゴタの市長などを務めた左派のリーダー。コロンビアで左派リーダーとして初の大統領に就任した。7日の就任式で、同氏は富裕層への増税による経済格差の解消や、左翼ゲリラ組織との対話による和解の促進等、経済や治安対策に率先して取り組む姿勢を強調。その中で、アマゾンの保……

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