自動車の電動化競争の激化とともに、航空機の電動化取り組みも進んでいる。先月末、米ワシントン近郊で蓄電池と電動モーターで飛ぶ電動航空機のテストフライトが成功した。イスラエルが本拠のEviationが開発した乗客9人乗りの電動コミューター機「Alice(アリス)」。高度約1000m上空を8分間の試験飛行した。2027年の実用化を目指している。航空機のCO2フリー化では機体の電動化と、燃料の脱炭素化の両技術が競うが、残念ながら、日本企業はその競争の中にいないようだ。
Eviationが開発中の「Alice」の初の試験飛行が行われたのは9月27日。ワシントン西部の空港からワシントン中心部を飛行して戻るコースを飛行し、8分で着陸。予定通りに成功した。
……
申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。