HOME |英政府。昨年導入の「プラスチック包装税」に「マスバランス方式」導入を提案。税導入初年度で想定額を2割近く上回る納税額に。再生素材転換より納税選択の企業増加か(RIEF) |
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  英政府は昨年4月に導入したプラスチック包装税を新たに改革する案を公表した。現行制度では、再生素材が30%以下のプラ包装材はトン当たりで課税される仕組みだが、これを第三者認証を前提とした「マスバランス会計アプローチ」に切り替える提案だ。同方式を採用することで、リサイクルが困難な特定のプラスチックのソリューション開発につながるとしている。また同税導入初年度の税収額が当初の想定額を上回るペースとなっており、再生素材使用のプラ包装材への転換が進んでいないことが納税額の増加で示された形だ。

 

 英国は廃プラスチック削減策の一つとして、大量に使用される包装材の再生素材使用を促進するために導入された。現在の制度では、再生素材の含有率30%以下の包装材は㌧当たり200ポンド(約3万4350円)が課税さ……

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