HOME12.その他 |EU。途上国の森林伐採での過剰な農産物転用を防ぐため「デューデリジェンス検証」を輸入業者に義務づける「EU森林伐採規則:EUDR」成立。対象はパーム油、コーヒー等7種類(RIEF) |
Palm-oil-in-hands-1024x576

 

  EUはEU域内で販売されるパーム油や大豆、コーヒー等の農林産業製品と関連製品について、輸入先国で森林破壊や土地劣化等の問題を抱える場合は輸入を禁止する法律(EU森林伐採規則 : EUDR)を成立させた。EUの輸入業者は輸入製品のサプライチェーンをチェックし、森林破壊等と関連していないかを確認する「デューデリジェンス声明」の公表を義務化される。同規制は、パーム油等の生産国のインドネシア、マレーシア等の強い反対を押し切る形となった一方で、規則に実効性を持たせるには現地のサプライチェーンデータの確保等が欠かせず、今後、生産国との実務交渉がカギとなる。

 

写真は、栽培されたパーム椰子の実)

 

 規制の導入については……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン