HOME12.その他 |EU欧州議会、自然復元法案(Nature Restoration Law)僅差で可決。2030年までに特定の生物生息地を陸と海で少なくとも20%復元する目標等を設定。都市の開発増にも歯止め(RIEF) |
Naturerestrationキャプチャ

 

 EUの欧州議会は「自然復元法(Nature Restoration Law)」案を僅差の賛成多数で可決した。同法案は、歴史的に開発と都市化が進行してきた欧州において、特定の生物の生息地を、2030年までに陸と海で、少なくとも20%復元させる目標のほか、密集した都市の自然環境をこれ以上悪化させず、2040年、50年に向けて、復元・増大させる等の目標を設定する。議会本会議では、農業団体等の反対を受けた右派系議員提案の反対決議と、環境を重視する左派系議員の賛成決議をともに採決し、僅差で賛成案が上回った。今後、EU加盟国で構成するEU理事会との協議に入るが、各国での反対意見の調整に時間がかかる可能性もある。

 

 (写真は、「自然復元法案」の可決を喜ぶ賛成派の欧州……

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