HOME12.その他 |米環境保護庁(EPA)。「永遠に残る化学物質(PFAS)」対策で、2011年以降の製造・使用データ把握のため全米企業に情報開示義務付け。汚染拡散防止と健康保全を最優先(RIEF) |
EPAキャプチャ

 米環境保護庁(EPA)は「永遠に残る化学物質(フォエバー・ケミカル)」として各国で問題化している有機フッ素化合物(PFAS)汚染に対処するため、米国内でのPFASの製造業者(輸入業者を含む)や利用業者を対象に、2011年以降のPFAS関連の製造・使用、副産物、環境・健康影響、労働災害等のデータをEPAに提出することを義務付ける規則を発表した。EPAは過去2年にわたりPFAS汚染への対応を進めており、産業部門でのPFASデータセットを確立し、汚染拡散防止と住民の健康保全に努めるとしている。日本の環境省も同様に経済界に基本データの提出を義務付ける取り組みが求められる。

 

 PFASは、炭素原子とフッ素原子が結合した構造を有する化学物質を総称する。自然界で分解されにくいことから「永遠に残る化学物質(フォーエバー・ケミカ……

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