HOME |パリ協定6条2項の「ITMOSクレジット」第一号として、南米のスリナム共和国の「REDD+プロジェクト」の150万㌧を認定。先進国の「国が決める削減貢献(NDC)」への充当を想定(RIEF) |
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写真は、スリナムの自然保護地区=「世界遺産オンラインガイド」より引用)

 

 パリ協定の6条2項で「国が決める削減貢献(NDC)」にカウントできる「国際移転緩和成果(ITMOS)」の第一号クレジットが認証された。南米北東沿岸部にあるスリナム共和国全体を対象として、同国の広大な熱帯雨林の保全から年間150万㌧のカーボンクレジットを認証、収益の95%以上を同国の地元および先住民族コミュニティへの経済的、社会的、ガバナンス的利益として還元等を目指す。同クレジットは国連気候変動枠組条約(UNFCCC)のREDD+(途上国での森林減少・劣化からの排出削減等)事業と評価され、先進国等に売却が認められる。

 

 スリナム共和国と、ITMOS社、途上国と先進国……

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