
生物多様性保全に価格づけする「ハイレベル生物多様性クレジット」市場のフレームワーク案が、コロンビア・カリで開催中の国連生物多様性条約第16回締約国会議(COP16)で公表された。国際団体の「生物多様性クレジットに関する国際アドバイザリーパネル(IAPB)」がまとめたもので、生物多様性の保全を進めるために、対象となる自然資本などの価値をクレジット化して経済的価格を示すことで、企業の自然資本保全・利用を促進することを目指すとしている。
IAPB(The International Advisory Panel on Biodiversity Credits)は2023年6月にパリで開催された「新たな世界規模の資金調達協定に関するサミット」で設立された。生物多様性保全を進めるために、高水……
申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。