（写真は、BBCニュースから）

 

 　国連の気候変動と金融の特使であり、2050年ネットゼロの「グラスゴー金融同盟（GFANZ）」を主導してきたマーク・カーニー氏が、辞任を表明したカナダのトルドー首相の後任として、カナダ自由党の党首選挙に出馬する可能性が出てきた。同氏はカナダ中央銀行総裁を務めたほか、トルドー氏のアドバイザーを務めた経験もある。同氏はメディアに対して、「今後数日かけて、家族とよく話し合ってから決断したい」と語っているという。GFANZはトランプ次期米大統領の共和党系からの「圧力」に直面しており、カーニー氏がカナダ首相に就任すると、脱炭素政策でも米国のトランプ次期政権と政治的に対抗する存在になりそうだ。

 

　各紙の報道によると、……

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