HOME |アルゼンチンで、「世界初のジャガー保険」開発へ。国連開発計画(UNDP)と、同国の州政府、保険会社が連携し、猛獣ジャガーによる農家の家畜被害等を補償、被害防止対策の指導も(RIEF) |
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写真は、保険会社「RUS」のサイトから転用)

 

 中南米を中心に生息する猛獣、ジャガーの攻撃から農家を守る保険が開発された。家畜がジャガーに攻撃されると農家が報復としてジャガーを殺害するため生息数減少の危機にさらされているという。保険は、国連開発計画(UNDP)、アルゼンチン・ミシオネス州政府、同国の保険会社リオ・ウルグアイ・セグロス(RUS)が協力して開発した。ジャガーによる攻撃が確認された場合、被害を受けた家畜やペットの損失を補償することで、ジャガーの報復殺害を回避することを目指す。日本でも出没するクマ対策等に応用できるかもしれない。

 

 ジャガーは、南米ではアフリカのライオンやアジアでのトラのような存在だ。同地域の農家などは、ジャガー……

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