(写真は、㊧が原告のサウル・ルシアーノ・リウヤ氏)
南米ペルーの山岳ガイドを務める農民が、ドイツの電力大手RWEに対して、同社の発電に伴うCO2排出量の増加が、アンデス山脈の氷河の融解を加速し、原告や地域住民らの住宅の洪水リスクを高めているとして損害賠償を提起した訴訟で、ドイツ・ハムの高等地方裁判所は、訴訟を棄却する一方で、「より大きな悪影響があれば、汚染者に排出量を削減したり損害賠償を支払ったりさせることができた」と指摘。気候変動の影響に関する民事請求は司法の管轄範囲内であるとし、裁判所が個々の民事請求に関する差止命令や損害賠償等の判断を下せるとした。さらに同訴訟については原告が国外にいる場合でも適用され、気候変動の顕在化の複雑さがあるとしても、排出源の企業の排出責任は排除されないことなどを明確化した。
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Research Institute for Environmental Finance