
(写真は、「Stop Fast-Fashion Coalition」のサイトから)
低価格で、短いサイクルで大量生産・販売する一方で、ショップで働く従業員の人権問題や製造工場での環境汚染等の問題が指摘される「ファストファッション」の規制法案を審議中のフランス上院が、混迷しかかっているようだ。下院の審議で同製品の広告禁止やエコラベルの取得等の対応策を盛り込んだ法案が、上院で大幅緩和の方向になっている。環境NGOらからは、同ファンション大手の中国系企業等をめぐる攻防が影響を与えているとの批判も高まっている。
法案は「Bill No.2129(いわゆる(ファストファッション法案)」。昨年1月30日に下院で提案され、同3月には可決、上院に送付……
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