
(写真は、今月、ドイツ・ボンで開いたUNFCCCの気候会議での様子=UNFCCCサイトから引用)
11月にブラジル・ベレンで開催する国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議(COP30)の事前調整として今月16~26日に、ドイツ・ボンで開いた気候会議で、懸案の「公正な移行(Just Transition)」に関する議長による「非公式メモ」が示された。同メモは議長が自らの責任で作成したもので公式文書ではないが、COP30において検討・採択する草案の決定を推奨するものとして、途上国やNGO等に受け止められている。「公正な移行」は、グリーン・脱炭素化への移行が労働者に公正であり、自然を保護するとともに、若者や女性、先住民、障碍者、移民等、すべての人がクリーンエネルギーへのアクセス等を確保されるべきものとす……
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