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自民党という政党のaberration:国民を無視した脱線行為(むささびジャーナル)

2012-10-08 11:04:14

aberrationmj251-abe
aberrationという単語を英和辞書で引くと、「常軌をはずれること」「一時的精神異常」という日本語が出ています。Cambridge Advanced Learner’s Dictionaryによると
  • a temporary change from the typical or usual way of behaviour
となっている。「一時的に普段・普通の行動から外れる」ということですね。9月29日付のThe Economistが自民党の総裁選挙で安倍さんが選ばれたことについて記事を書いているのですが、その見出しが
  • Japanese politics; Aberration
となっています。日本の政治が「常軌を逸している」という意味ですが、Aberrationは安倍(Abe)さんの総裁就任が「常軌を逸している」というダジャレですよね。この総裁選によって日本人は、政治というものは悪い冗談で自分たちがバカにされるためにあるもの(politics only serves to inflict cruel jokes upon them)と感じたに違いないと言っています。言うまでもなく、この人が過去において「従軍慰安婦なんかいなかった」という発言をして問題になったことなどを指している。 この記事によると、安倍さんの復活が示すものは自民党という政党が「人材・思想・原則」を欠如している(a party bereft of ideas, new talent and principles)という現実であるとのことであります。本当に悲しいけれど、むささびもそう思います。 http://www.musasabijournal.justhpbs.jp/backnumbers-251.html#no2