京セラ、米子会社のPCB汚染訴訟で 和解金290億円追加払い (FGW) 稲盛氏主導の合併戦略に汚点・・
2012-10-12 11:07:37
AVXは電子部品企業で、1990年、稲盛和夫氏の肝いりで、日米間の三角合併の事例として買収した。すでにその段階で、EPAとの間で訴訟が続いていたが、和解の方向で7200万ドルの合意を踏まえて合併判断したとみられる。ところが、この時点での和解は、一定の条件でEPAが交渉再開条項を盛り込んでいたことから、今回の追加和解交渉につながった。追加和解額が当初額の約5倍と増加したことで、合併時点で追加交渉の見通しをどの程度、当時の京セラ経営陣が了解していたかが、問われる。
問題の環境汚染事案自体、AVX自体の汚染というよりも、AVXの前身企業が、戦前からPCBなどを使ってコンデンサーを製造し、その製造過程に漏えいしたPCB等の廃棄物を、マサチューセッツ州のニューベドフォードの港湾に放棄したというもの。AVX自体の製造物ではなかった。前身企業はすでに倒産消滅しているが、米スーパーファンド法では、環境汚染がある場合、引き継いだ企業が浄化責任を負うという規定になっている。
京セラはすでに2012年4~6月期連結決算で同費用を計上済み。今回の和解で13年3月期の業績予想に変更はない、としている。
京セラの報道発表 http://www.kyocera.co.jp/ir/pdf/121011.pdf
http://www.nikkei.com/paper/article/?b=20121012&ng=DGKDASDD110L3_R11C12A0TJ1000

































Research Institute for Environmental Finance