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中国が 定年退職者の年金給付額増額、12年平均額の10%引き上げ(新華経済)

2013-01-11 11:54:49

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Chinapension1-111-279x186【中証網】中国の温家宝首相が9日に召集した国務院常務会議は、定年退職者の基本養老金(年金)給付水準を引き続き引き上げる方針を決定した。「中国之声」が伝えた。

2013年1月1日から給付額を引き上げる。引き上げ幅は12年の企業定年退職者の平均給付額の10%とする。上級技師や高齢者、および給付額が比較的低い企業を定年退職した軍隊から企業に再就職した幹部に対しては、給付額を引き上げた上で、さらに上乗せする。

定年退職者の生活の質を保障するため、中国は2005~2012年までの8年連続で年金給付額を大幅に引き上げた。2012年の平均給付額は1721元/月となり、2005年の調整前の平均である700元/月と比べて、8年間で1021元増加した。

同会議ではこのほか、2012年版の政府特殊補助給付対象者リストを承認した。受給者は4824人。1990年に政府特殊補助制度が導入されて以降、特別な貢献があった延べ16.6万人の技術者らに政府補助が給付された。(中国広播網)

(翻訳 崔蓮花/編集翻訳 伊藤亜美)