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オノヨーコさんが、 シェールガスのフラッキング使用反対で NY州知事に陳情(FGW)

2013-01-14 09:14:31

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米国の報道によると、シェールガスブームに沸く米国だが、同ガス開発のために地下深く碧眼をフラッキングという手法で破砕、ガスを抽出する方法に反対する団体運動の輪に、オノ・ヨーコさんと息子のショーン・レノンさんが加わった。二人は、20万4000人分の署名を50個のボックスに入れて、ニューヨーク州のクオモ州知事に提出した。レノン家では、シェールガスの開発地の近くに農場を購入しており、フラッキングによって土壌等に影響が出ることへの反対を表明した。

 

オノさんとショーンさんは、オノさんがニュースボーイハットをかぶり、ショーンさんはフェルト帽をいう出で立ちで、フラッキングに反対する環境派の人々が集まるニューヨーク州知事のオフィスに顔を見せた。オノさんは、「フラッキングは殺す。われわれを殺すだけではない。土地を殺し、自然を殺し、最終的には世界全体を殺す」と述べた。レノン氏も「州の北部にあるわれわれの農場は、父(ジョン)も気に入っていた」と明かし、特に、ガスの開発地から引くパイプライン建設計画が「我々の家の境界を通ることになる」と述べた。さらに、家は父親のお気に入りで、「今でも父がそこにいるような気がする」とも語った。


シェールガス開発では、砂、水、化学物質を地中深く注入し、高い圧力をかけて岩石層からシェールガスを抽出する。こうしたフラクション方法によるガスの“強制回収”は、土中の環境を破壊するとともに、レノン氏が懸念したように、抽出後のパイプライン敷設で周辺環境に変化をもたらす可能性が指摘されている。ニューヨーク州にも隣接のペンシルバニア州との境界付近で、シェールガスの埋蔵が確認されており、同州のクオモ知事は、来月にも開発承認をするとみられています。


.オノさんは、仮に州知事がフラッキングを認めたとしても、抗議活動はストップしないとも語った。「開発を続行するなら、集団訴訟を提起することになる。