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李明博政権に屈辱の成績表、国民6割以上が否定的評価=韓国(サーチナ)

2013-02-04 12:25:15

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riimages韓国の世論調査機関モノリサーチは1日、李明博(イ・ミョンバク)大統領の5年間の政権運営について同国の成人男女1082人を対象に実施したアンケート調査結果を発表し、「よくなかった」との評価が全体の67.4%に達したことを明らかにした。複数の韓国メディアが報じた。

  発表によると、「とてもよくなかった」がもっとも高い40.6%を占めた。次いで「比較的よくなかった」が26.8%、「比較的よかった」が22.6%、「とてもよかった」が4.8%、「無回答」が5.2%だった。「とてもよくなかった」と「比較的よくなかった」を合わせると、否定的な評価は67.4%に達した。

  否定的な評価は、年代別では30代、地域では同国南西部の全羅地域、職業では農畜産業がもっとも高かった。

  5年間の李明博大統領の政権運営の中でよくなかったと思う事業については、4大河川再生事業(39.9%)、要人の不正および腐敗の清算(15.9%)、雇用創出および経済活性化(13.4%)、国民統合および疎通(12.9%)、よく分からない(12.1%)、南北関係の再確立(3.8%)、G20首脳会談など外交(2.0%)の順だった。

  反対によかった事業については、よく分からない(49.3%)がもっとも高く、続いてG20首脳会談など外交(26.7%)、要人の不正および腐敗の清算(7.1%)、4大河川再生事業(6.0%)、雇用創出および経済活性化(5.8%)、南北関係の再確立(3.6%)、国民統合および疎通(12.9%)となった。

  李大統領が1月31日に不正事件で有罪が確定した側近らへの特別赦免を強行したことについては、60.2%が否定的な反応を示した。

  アンケートを実施した同機関の研究員は、「李明博政権の任期5年の最高業績に対する質問に、過半数近い回答者が『よく分からない』と答えた」とし、「李政権が今後、存在感が大きくない政権として残る可能性を示している」との見方を伝えた。(編集担当:新川悠)

 

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0203&f=national_0203_008.shtml