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福岡県が 中国からの越境大気汚染懸念、数値公表へ 福岡市に続く(各紙) 国としての取り組みが必要ではないか

2013-02-04 14:00:31

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fukuokatp_header_logo福岡県は4日、中国から越境して飛来している懸念が高まっている大気汚染物質の提示観測と、ホームページでの数値公開を5日から実施すると発表した。すでにデータを公表している福岡市に続く。特に、呼吸器疾患などへの悪影響が指摘される微小粒子状物質「PM2・5」について、県内10カ所で観測し、データを公表する。

福岡県によると、国が定めた環境基準値は1日平均で大気1立方メートル当たり35マイクログラムだが、福岡市の観測所では1月、基準値を上回ったことが数日あったという。同市は既に数値を公表している。市レベルから県レベルへと、観測・公表のネットワークを広げるわけだが、九州のほか西日本全体にも影響が及びそうなことから、国としての迅速な対応が求められる。これも「アベノミクス」としての取り組みが必要だ。

http://www.pref.fukuoka.lg.jp/