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Asia Pulp & Paper が インドネシアでの熱帯雨林の伐採事業中止を公約へ(FGW)

2013-02-06 23:01:20

インドネシアの伐採林
インドネシアの伐採林
インドネシアの伐採林


熱帯雨林の伐採事業等で、各国のNGOから長年にわたって抗議行動を受けてきた国際的紙パルプ大手のAsia Pulp & Paper (APP)は、抗議行動が続いているインドネシアの熱帯雨林を含む、原生林での伐採事業を止めることを宣言した。APPは新たな「森林保全政策」を公表、その中で、森林に加えて温室効果ガス削減に効果のあるピートランド管理も改善するとしている。NGOからは歓迎の声があがっている。

APPは過去にも環境宣言を公表してきたが、実体が伴わずNGOからは「グリーーン・ウオッシュ」と批判されてきた。ただ、今回の宣言について、国際NGOのグリーンピースは「新たな政策を歓迎する」と評価している。今回のAPPの宣言自体、NGOの長期間にわたるインドネシアなどでの直接抗議行動の結果でもあるためだ。

APPの宣言は同社のすべての操業だけでなく、サプライヤー、さらに将来の事業拡大や、APPが製造しているインドネシアのパルプ・製紙事業等にも適用される。中国の工場も含む。グリーンピースのインドネシア・キャンペーン担当のマイター氏は「われわれは森林伐採の終了を約束したAPPを賞賛する」と評価した。今後は、今回の公約の実行をモニタリングしていくことになる。

 

http://www.greenbiz.com/news/2013/02/06/asia-pulp-paper-commits-end-rainforest-destruction?mkt_tok=3RkMMJWWfF9wsRonv63KZKXonjHpfsX56u4tXqO2lMI%2F0ER3fOvrPUfGjI4ASMNgI%2BSLDwEYGJlv6SgFSLHEMa5qw7gMXRQ%3D