HOME12.その他 |シー・シェパードの抗議船と日本の捕鯨母船が接触(AFP)  内外報道で どちらがぶつかったかが“食い違い” |

シー・シェパードの抗議船と日本の捕鯨母船が接触(AFP)  内外報道で どちらがぶつかったかが“食い違い”

2013-02-21 11:46:26

南極海で調査捕鯨船団にまた妨害 シー・シェパードの船が接触(共同通信)
南極海で調査捕鯨船団にまた妨害 シー・シェパードの船が接触(共同通信)
南極海で調査捕鯨船団にまた妨害 シー・シェパードの船が接触(共同通信)


【2月21日 AFP】反捕鯨団体シー・シェパード(Sea Shepherd Conservation Society)は20日、南極海(Southern Ocean)で日本の捕鯨船団の母船「日新丸(Nisshin Maru)」が、シー・シェパードの抗議船「スティーブ・アーウィン(Steve Irwin)号」と「ボブ・バーカー(Bob Barker)号」に意図的にぶつかってきたと発表した。

これによって日新丸に給油していた韓国のタンカー「サンローレル(Sun Laurel)号」の救命ボート1隻が壊れ、日新丸に数回にわたってぶつかられたボブ・バーカー号は搭載していたレーダーのうち1つと全てのマストが損傷して一時全ての動力を失い、遭難信号を発信したという。

一方、日本の報道機関(時事)によると、水産庁は20日、南極海で調査捕鯨を行っている日本の船舶に米反捕鯨団体シー・シェパード(SS)の妨害船が接触したと発表した。
水産庁によると、日本時間20日午前11時ごろから正午ごろにかけて、調査捕鯨船の日新丸がタンカーから給油を受けようとしていた際、SSの妨害船3隻が接近し、少なくとも計4回接触したという。乗組員にけがはなかった。日新丸は船首部分がへこむなど損傷したが、航行に影響はない。