一般社団法人環境金融研究機構 | Research Institute for Environmental Finance: RIEF

各紙の報道によると、シドニーに本部を置く民間の国際研究機関「経済・平和研究所」は11日、世界各国・地域の平和度を指数化した「世界平和指数（ＧＰＩ）」の2013年のランキングを発表した。それによると日本は昨年より一つランクを下げて6位、アイスランドが1位だった。



　　同研究所の平和指数は、社会の安全度、治安、軍備拡張の程度、戦争死傷者数、テロの危険性など22項目を1－5の5段階評価し、それぞれに点を付けて数値化し、算出する。

　　調査対象の162カ国・地域のうち、一位のアイスランドは3年連続。10位圏内は、デンマーク、ニュージーランド、オーストリア、スイス、日本、フィンランド、カナダ、スウェーデン、ベルギーの順。

　　日本は暴力事件が少ないことなど治安の良さが評価される一方、日中が対立する沖縄県・尖閣諸島の領有権問題が継続していることなどが、ランクを一つ下げた主な理由とみられる。。隣国の韓国も昨年の42位から47位に後退した。報告書は「韓国の場合、北朝鮮や日本など周辺国家との緊張関係が低ランクの要因になった」と指摘した。

　　その他では、米国が99位、ロシア155位、中国101位、北朝鮮154位。159位はイラク、160位はシリア、161位はソマリア、最下位の162位はアフガニスタンだった。

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