HOME |麻生太郎副総理 改憲でナチス引き合い 「あの手口を学んだらどうか」 麻生副総理。 “つける薬”なし(各紙) |

麻生太郎副総理 改憲でナチス引き合い 「あの手口を学んだらどうか」 麻生副総理。 “つける薬”なし(各紙)

2013-07-31 16:28:30

’ʏí
’ʏí各紙の報道によると、過去に何度も舌禍騒動を起こしている麻生太郎副総理兼財務相は二十九日夜、都内で講演し、憲法改正に絡んで、戦前ドイツのナチス政権時代に言及、「ドイツのワイマール憲法はいつの間にか変わっていた。誰も気がつかない間に変わった。あの手口を学んだらどうか」と述べた。国民に気づかれないように改悪したいというホンネが口をついた形だ。


 「けん騒の中で決めないでほしい」とし、憲法改正は静かな環境の中で議論すべきだと強調する文脈の中で発言したが、ナチス政権を引き合いに出す表現は議論を呼ぶ可能性もある。韓国の中央日報は「現自民党政権の傲慢な認識を代弁している」と論評している。




 麻生氏は「護憲と叫んで平和がくると思ったら大間違いだ。改憲の目的は国家の安定と安寧。改憲は単なる手段だ」と強調した。その上で「騒々しい中で決めてほしくない。落ち着いて、われわれを取り巻く環境は何なのか、状況をよく見た世論の上に憲法改正は成し遂げられるべきだ。そうしないと間違ったものになりかねない」と指摘した。