HOME |麻生氏が「ナチス発言」撤回、自己弁護ばかりで誠意なし=中国メディアが批判(サーチナ) 日本のメディアより「言い訳」を客観分析している |

麻生氏が「ナチス発言」撤回、自己弁護ばかりで誠意なし=中国メディアが批判(サーチナ) 日本のメディアより「言い訳」を客観分析している

2013-08-02 17:49:15

「われわれは(ナチスの)この手口から学んだらどうか」と広言したから問題になった
「われわれは(ナチスの)この手口から学んだらどうか」と広言したから問題になった
「われわれは(ナチスの)この手口から学んだらどうか」と広言したから問題になった


中国メディア・南方日報は2日、麻生太郎副総理が1日に「ナチス発言」を撤回する声明を発表したことについて「自己弁護にとどまり誠意がない」と批判する評論記事を掲載した。

  記事は、野党や周辺国、国際世論の猛烈な批判を浴びて麻生氏が「しぶしぶ」臨時記者会見を開き、「ナチス発言」の撤回を行ったとした。撤回発言の内容について記事は「そもそも自分の過ちを認めておらず、謝罪の意思もなかった。自分が誤解されたと強調するばかりで、完全な自己弁護だ」と批判した。

  そして撤回声明で「ナチスがワイマール憲法を改変したプロセスにきわめて否定的な意見を持っている」とした麻生氏について、「ナチス発言」では「われわれはこの手口から学んだらどうか」と発言したことを強調したうえで「本当にそうなのか」と強い疑問を呈した。

  記事はまた、麻生氏による「ナチス発言」の「真意」は、「憲法改定により日本と『正常な国家』にするためなら、ナチスを持ち出しても構わないということ」と論じた。同時に、先日の参院選で大勝して改憲を阻む勢力が弱まったことで「各方面の反応を探るため」に発言した可能性が極めて高いとも分析した。

  発言の撤回によって事態の収束を図った麻生氏だが、8月15日に終戦記念日が近いこともあり、中国や韓国を主体とする「国際世論」の反発はしばらく収まりそうもない。(編集担当:今関忠馬)

 

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0802&f=politics_0802_006.shtml