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北極海の石油採掘抗議のグリーンピースを ロシア武装部隊が拘束 船に監禁 (AFP)

2013-09-20 12:33:10

北極圏のペチェラ海(Pechora Sea)で、ロシア国営エネルギー大手ガスプロム(Gazprom)所有の石油プラットホームによじ登ろうとする国際環境保護団体グリーンピース(Greenpeace)の活動家たちに、ゴムボートで接近するロシアの沿岸警備隊(右、2013年9月18日撮影)
北極圏のペチェラ海(Pechora Sea)で、ロシア国営エネルギー大手ガスプロム(Gazprom)所有の石油プラットホームによじ登ろうとする国際環境保護団体グリーンピース(Greenpeace)の活動家たちに、ゴムボートで接近するロシアの沿岸警備隊(右、2013年9月18日撮影)
北極圏のペチェラ海(Pechora Sea)で、ロシア国営エネルギー大手ガスプロム(Gazprom)所有の石油プラットホームによじ登ろうとする国際環境保護団体グリーンピース(Greenpeace)の活動家たちに、ゴムボートで接近するロシアの沿岸警備隊(右、2013年9月18日撮影)


【9月20日 AFP】国際環境保護団体グリーンピース(Greenpeace)は19日、北極海の石油採掘に対する抗議を行っていた同団体の船舶にロシアの武装部隊が突入し、全乗員が一つの部屋に監禁された、と発表した。

同団体の船舶「アークティック・サンライズ(Arctic Sunrise)」上からAFPの電話取材に応じた活動家の一人は、自分を含む乗員29人が食堂に監禁されていると話した。また、先にロシア沿岸警備隊に拘束されていたメンバー2人も同じ部屋に入れられているという。2人は18日、ペチェラ海(Pechora Sea)にあるロシア国営エネルギー大手ガスプロム(Gazprom)所有の石油プラットホームによじ登ろうとして、後に拘束されていた。

同団体は、マシンガンで武装した集団がヘリコプターからロープをつたって船に乗り込んできたと述べている。

グリーンピースは、ガスプロムが石油漏れ事故を起こす危険があり、ホッキョクグマやセイウチの生息地である自然保護区が3か所ある同地域に壊滅的な被害をもたらす恐れがあると主張している。ガスプロムは、この石油プラットホームでの生産を2014年に開始する予定。


http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2969444/11377870