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経産省、BCP評価指標を策定-計画の高度化支援、実際の運用考え70項目(日刊工業)

2014-02-19 22:03:00

主要企業100社対象のBCPアンケートから(昨年11月実施、朝日新聞)
主要企業100社対象のBCPアンケートから(昨年11月実施、朝日新聞)
主要企業100社対象のBCPアンケートから(昨年実施、朝日新聞)


経済産業省は3月末をめどに、事業継続計画(BCP)が実際に機能するか企業が自ら能力を評価できる「BCP評価指標」を策定する。計画策定だけで終わらないよう運用に必要な事項を計画に盛り込んでいるか自社でチェックできるようにする。大地震や津波、大雪といった自然災害が発生した場合の生産継続に備え、サプライチェーンを分散化できているかなど約70項目を盛り込む。

東北や関東甲信越を襲った記録的な大雪で部品調達が滞り、自動車や機械など一部メーカーの生産が停止した。経産省は企業のBCP体制の高度化を支援する。

 

 経産省は3月にBCP評価指標を策定した後、自動車や電機、機械といった主要な業界団体を対象に説明会を行い、会員各社に同指標を活用したBCPの点検を促す方針。既にBCPを策定している企業が、その計画内容の不備をより具体的に把握することで、実際に計画を運用する場面に効果を上げられるよう改善を促すのが狙い。


 

 約70項目の評価指標では、今回の記録的な大雪でも一部の車メーカーの部品調達でボトルネックとなった「SCの分散化」の項目を設定する。また、BCPの訓練計画と定期的な実施といった基本的な事項についても明示することで、計画倒れに終わらないように実効性のあるBCPへの改訂を支援する。項目の詳細は現在詰めている。


http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1520140219aabd.html

委い