一般社団法人環境金融研究機構 | Research Institute for Environmental Finance: RIEF

4月21日に財務省が2013年の貿易統計を発表しました。財務省の発表した「平成２５年度分貿易統計（速報）の概要」によると、2013年の輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は13兆7488億円の赤字だったとのことです。

また、2014年3月の貿易統計も1兆4463億円の赤字でした。この数字は比較可能な1979年以降で過去最悪です。特に2013年の貿易赤字は、前年度に比べて7割近くも赤字が増えている異常事態となっています。

大量の輸入品を購入していた時代よりも莫大な貿易赤字って、アベノミクスは凄いですね。僅か1年で7割も赤字が増えたことにも驚きですが、あれだけ経済政策を全面に押し出していた自民党が、政権を取ってから一度も貿易黒字にしていないことに驚いてしまいます。

 

やっぱり、安倍首相は戦争時代の物資が欠乏していた日本を取り戻そうとしているのですかね？民主党政権が折角、円高を維持して安く燃料や資源を買えるようにしていたのに、それをぶち壊してドヤ顔をしている連中は売国奴だと私は思います。