世界最大の武器見本市に出展した日本企業12社のリスト 安部政権の「防衛装備移転三原則」を背景に(FGW)
2014-06-19 22:10:43
世界最大規模の武器展示会「ユーロサトリ」に日本企業12社が本格参加した。参加企業のリストは以下の通り(ユーロサトリの出展リストから)。
三菱重工業、川崎重工業、東芝、日立、池上通信機、NEC、富士通、富士フィルム、藤倉航装、ジャパンセル、テイジン(Teijin Aramido)、タカタ(Takata Protection Systems)の各社。
日本企業はこれまで同展示会では、小規模なブースに留まっていたが、今回は欧州各国並みの大きなブースを構えている(ビデオ参照)。
日本企業の本格的な武器市場への参戦は、安倍政権による新たな「防衛装備移転三原則」の制定で、海外に武器を販売しやすくなったことが最大の背景だ。日本製品がグローバル市場で評価されているハイテク機能と品質の良さを、武器の分野でもアピールしていこうと、各ブースでは熱心な売り込みが展開された。
日本政府の後押しを裏付けるように、武田良太防衛副大臣も出席、「日本の武器」をセールスしていた。
http://www.eurosatory.com/